アイゴの目玉を潰したものはアイゴの毒の棘に刺されたときに効くのか?

アイゴ釣り
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Q:質問

アイゴが釣れてハリを外そうとしたらアイゴが暴れて毒の棘が刺さりとても痛い思いをしました。

そばにいたご年配の方が、アイゴの目玉を潰したものを刺された場所に塗るといいよ~!と云って、実際にアイゴの目玉をくりぬいて、私が刺された場所に塗ってくれました。

ところが、痛みは全く治まらず、手が腫れて釣りどころではなくなり、友達に病院に連れて行ってもらいました。

本当に、アイゴの目玉を潰したもので痛みが緩和するのでしょうか?

もしも違うのであれば、アイゴの毒のとげが刺さったときの対処法などを教えてください。

 

 

A:回答

結論から申しますと、アイゴの目玉を潰したものを刺された患部に塗ると良いなどと云う俗説は全く間違っていますし、科学的に痛みに効く根拠がありません。

こういうことをあたかも本当のように流布する釣り人もいるんですよね~!

ベテランの方がそういう風に言うと、塗った瞬間は痛みがなくなるように思えるかもしれませんが、単なる気休めでしかありません。

痛みが緩和されたような気がするだけで、直ぐにまた痛くなります。

医学的な見地からも全く効き目がないと断言しても良いです。

同様に患部におしっこをかけるとよいなどと云う方もいますが、こちらも整合性も科学的根拠もありません。

アイゴの毒の棘にある成分とは?

アイゴの毒の棘に触れると、ジンジン…よ脈打つ感じの痛みが続きます。

その後にしびれたような痛みが5~6時間ほど続きますが、個人差があり2時間ぐらいで済む方や翌日も痛む方などもいますが、刺された毒の量などによって違うようです。

注意するのは口から毒を吸い出すときに、虫歯があったりすると、口の中もしびれます。

アイゴの毒は、ペプチドと呼ばれる分子量の小さいたんぱく質の一種です。

この毒は60度以上の過熱でたんぱく質が変質して痛みが緩和すると云われています。

アイゴの毒針はどこにあるのか?

アイゴの毒はひれの棘にあります。

下の画像を参考にしてください。

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注意するのは、隠し棘と呼ばれる背びれの付け根にある棘です。

この隠し棘が一番毒の量が多いという方もいますっが、定かではありません。

アイゴの毒針に刺されないための対処法と刺されたときの対処法

アイゴが釣れた時は、フィッシュグリップなどを使って毒の棘に刺されないようにしながらハリを外します。

美味しく食べるためには、ひれや棘を万能ばさみなどで切り落とし、内臓を取り出して、1匹ずつジップロックなどに入れて、氷が入っているクーラーBOXに入れておきましょう!

下の動画が参考になると思います。

アイゴの棘に刺されたときの処置

運悪くアイゴの棘に刺されてしまったときは、水道の水などで患部をよく洗い流して、ポイズンリムーバーなどで毒を吸い出します。

近くにコンビニがあったりすれば、お湯を貰ってやけどしない程度にぬるめてから患部を温めると良いでしょう。

お湯がないときは、患部をきれいにしてフルコートなどの副腎皮質ホルモンを含んだ軟膏を患部に塗ると良いです。

また、アレルギール錠なども飲むと良いです。

やけどしない程度のお湯で温めたり、薬を塗ったり、飲んだりしても痛みが6時間以上も続くような時は病院に行って診察してもらいましょう。

まとめ

アイゴは死んだものでも棘に触ると生きているときと同じように刺されると痛いものです。

クーラーに入れて死んでいるから大丈夫!などと思わぬことです。

また、小さなアイゴでもしっかり毒がありますので要注意です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

アイゴやゴンズイ、ハオコゼなどの毒の棘を持つ魚が釣れた時に活躍する売れ筋の魚バサミも参考にしてください。

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