Q:質問
親友からイカダ釣りに誘われました。
親友は年なしのチヌを釣ると張り切っていますが、私はクロダイは釣りたくないので、他の魚の方が興味があります。
イカだからですと、どのような魚が釣れるのか知りたいですし、どんな釣り方が良いのかも知りたいので、是非とも教えてください。
A:回答
私もイカダからのダゴチン釣りで狙うクロダイ釣りは、ここ20年以上はやっていません。
イカダに渡る渡船代やエサやダンゴ代を掛けなくても、ヘチ釣りでいくらでも年なしのチヌは狙えますからね。
その代わりに、他の魚を釣るためにイカダに渡船で渡ったりしています。
イカダからどのような魚が釣れるのかは、そのイカダがある場所や水深や環境によって大きく違います。
海底が岩場だらけのところと、主に砂地のところ、基本砂地でところどころに岩場があるところでは釣れる魚が著しく違うのはお分かりいただけると思います。
全てを書くことはできませんが、イカダから釣れる美味しくて楽しい釣りモノや釣り方を紹介します。
イカダから釣れる魚たち
イカダから釣れる魚たちは海底の形状等によってかなり違ってきます。
・海底が岩場だらけのところで釣れる魚
⇒カサゴ、ソイ、アイナメ、クエ、キジハタ、マハタ、メバル・・などのロックフィッシュが主体で、イシダイやイシガキダイ・・なども。
・海底が砂地
⇒マゴチ、キス、カレイ、ホウボウ・・・など。
・基本砂地でところどころ岩場
⇒マダイ、アオリイカ、コウイカ、ヤリイカ、マダコ、青物(ブリ、ヒラマサ、カンパチ)、ヒラメ、カワハギ・・多くの魚が釣れる。
言えることは、せっかく渡船代を払ってイカダに行くわけですから、普段はなかなか巡り合えない魚だとか、防波堤では釣るのが難しいけどイカダからだと初心者でも簡単に釣れる魚などを釣りたいものです。
群れに当ると、イシダイもよく釣れます。
水深があるイカダからはタイラバやワームなどでも高級魚が釣れます!
日によって違いますが、水深がある場所でのイカダ釣りはとてもスリリングで面白いものです。
これだけはやりたいイカダからの釣り方
色々な魚が釣れるので、いろいろな魚を狙うタックルも違いますし、エサも違います。
しかし、これだけは、なにがなんでもやっていただきたいのが、ベイトフィッシュをサビキ釣りで釣ってからの泳がせ釣りです。
水深があるイカダからですと、青物をはじめとした大型の高級魚が狙えます。
ヒラメなども泳がせ釣りの定番です。
どんな高級魚が釣れるかハラハラ・・・ドキドキ…なのも泳がせ釣りの魅力です。
イカダから大物狙いの時に使うタックル
イカダからですと、超ド級の青物がハリに掛かって、仕掛けが飛ばされることもあります。
普通は大きくても5キロぐらいの魚に耐えれるタックであれば大丈夫!と云うのが私なりの経験です。
ですが、稀に凄い大物が掛かったりもします。
こういうレアな大物は誰もが取りたいのですが、そのための仕掛けをしていると、下手をするとボウズを食らいます。
なので、超大物はバレても仕方なく、釣れればラッキーぐらいの気持ちでイカダで竿を出しましょう!
ロッドはこちらがおすすめです。
こちらのロッドでしたら、繊細なアタリも分かるとともに、4~5キロのマダイが掛かっても釣れる設計がなされていますので、少々の大物が掛かっても安心してやり取りができます。
リールは同じシリーズのこちらがおすすめです。
水深があるイカダからですと、船釣り用のタックルが使い易いと思います。
ただし、イカダから短い船竿とリールで大物の魚を仕留めるにはある程度の経験がないと難しく感じるかもしれません。
短竿とベイトリールを手持ちで狙うのは趣がある釣り方ですが、釣り歴が長い上級者向きの釣り方かもしれません。
なので、ビギナーから中級者でも7~8キロクラスのブリやヒラマサ、カンパチなどの青物が来ても釣れるタックルを紹介します。
ビギナーでも大型の青物がイカダから狙えるタックル
イカダから泳がせ釣りをするときに使うウキ
泳がせ釣りをするには、エサは生きた小魚を使いますので、あまりオモリ負荷が小さいウキですと、エサの小アジなどに引っ張られて海水に浮き沈みしてアタリが分からなくなりますので、最低限これぐらいのウキを使いましょう。
大型の棒ウキを使うよりは、こちらのような形をした中通しの円錐ウキを使う方がビギナーには向いています。
竿とリールですが、竿は磯竿の3~4号の5メートル前後の竿がタメが効いて短い竿よりもやり取りがしやすいのでおすすめです。
泳がせ釣りに向いたコスパ抜群のシマノとダイワの竿とリールを紹介します。
イカダからの泳がせ釣りにおすすめなシマノの竿とリール
シマノの竿はこちらがおすすめです。
シマノのリールはこちらがおすすめです。
イカダからの泳がせ釣りにおすすめなダイワの竿とリール
ダイワの竿はこちらがおすすめです。
ダイワのリールはこちらがおすすめです。
リールに巻くライン
リールに巻くラインはこちらがおすすめです。
泳がせ釣りに使うハリスとハリ
泳がせ釣りに使うハリス
イカダからの泳がせ釣りに使うハリスはこちらのフロロカーボンの7号がおすすめです。
泳がせ釣りに使うハリ
泳がせ釣りに使うハリは、狙う魚やエサの大きさによって替えたりしますが、基本は伊勢尼の13号ぐらいです。
フラシビクなど
イカダ釣りで、サビキ釣りで釣れたアジゴなどを活かしておくには、目のコマかいフラシビクが最適です。
たくさんのアジを釣ってフラシ匹の中に活かしておいて、海水を汲んだバッカンなどに数匹入れてネットで掬ってエサにするのです。
何本か竿を出すために、いつも手元に数匹のベイトフィッシュを活かしておきたい方はこちらの容器がおすすめです。
もちろんですが、コチラはエアーポンプが必要となります。
エアーポンプも色々なブランドがありますが、松下電器⇒パナソニック⇒ハピソンを歴史がある、ハピソンのエアーポンプがおすすめです。
イカダからマニアックな釣りをする時のタックル
イカダからは泳がせ釣り以外にやれる釣り方がたくさんありますし、狙う対象魚もたくさんいます。
基本は船からの釣りと同じように考えると良いです。
なので、タックルはコスパ抜群のこちらのシリーズが断然おすすめです。
ルアーをされる方であれば知らない釣り人がいないABUからのコスパ抜群のシリーズが「黒船(KUROFUNE)」です。
軽量感とデザインの素晴らしさのワリに価格が抑えられているところが凄いのです。
こちらをご覧いただくとお分かりいただけます。
リールは同じリールを揃える必要がありませんが、太さの違うラインを巻いたリールは複数個あれば良いと思います。
ロッドは、狙う魚種に応じて代表的なモノを揃えれば良く、魚種ごとに買い揃える必要はもちろんありません。
最後まで読んでくださりありがとうございます。
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