釣れたボラを美味しく食べる方法を教えてください。

ボラ
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Q:質問

クロダイをウキ釣りで狙っている時も、サビキ釣りで小アジなどを狙っている時も、どうかすると50センチを超えるような大きなボラが釣れることがあります。

しかし、周囲の方はボラが釣れると決まって舌打ちをして、リリースするというよりは、海に捨てているような扱いをしています。

スーパーでは、首を折ったボラが売られていることもありますし、実際ボラは美味しいという釣り人もいるのですが、たいていの方はボラが釣れても喜ぶどころか、眉を顰めます。

本当に美味しいのであれば、ボラもぞんざいな扱いを受けることもなくなると思われますので、是非とも美味しいボラの食べ方を教えてください。

 

 

A:回答

食べたこともないのに「ボラは臭いが凄くてとても不味い!」だとか、「汚い泥を食っているような魚を食べると病気になる!」だとか、「臭いだけでも食べる気にならない!」だとか、ボラは食味に関しては非常に評判が悪い魚です。

ですが、毒された通説や俗説の言いなりになって、食べたこともないのに、ボラを毛嫌いするのは大間違いだと思います。

確かに、生活排水が大量に流れ込む大都会を流れる河川にもボラは大量に住んでおり、ボラは臭いと言われています。

しかも、ボラは砂泥を飲み込んではエサを摂り、余分な砂泥を吐き出すような食べ方をもしますので、生活排水が垂れ流しになるような場所あるいは体に害がある金属物質を排出する様な工場がある近くの河川で釣れたボラは食べないほうが良いと思います。

ですが、外洋に面した工場などないような河口で釣れるボラは非常に美味しいと言われています。

他のサカナと比較すると、少し変わった風貌をしてるのも好まれない理由の一つだと言えます。

そんな不名誉なボラの名誉を回復すべく、ボラは釣れる場所と食べ方次第ではとても美味しい魚でもあるということを解説しますので参考にされてください。

ボラは本当は旨い魚である!

・臭いが嫌い
・見た目が悪い

・・などと云われてたいていの方が釣れても捨てるボラですが、一番の原因は周囲のボラを食べたことがない方のボラに対する偏見ではないか?と思います。

みんなが臭いというから捨てる。
みんなが不味いというから捨てる。
みんなが眉をひそめて嫌うから嫌う。
食べてもない方が美味しくないというから食べない!
・・・などと云うのが実態だと思います。

確かに、生活排水や工業排水垂れ流しの場所で釣れたボラは食べる気もしません。

このことは、ボラだけではなく、スズキやクロダイやハゼなども同じです。

実は、綺麗な場所で釣れたボラはどんな料理にしても、とても美味しい魚であることを再認識していただきたいのです。

極端ですが、このような綺麗な河口で釣れたボラを食べてみたくないですか?

マジでボラという魚は、マダイやヒラメにも劣らないほど美味し魚でもあるのです。

環境汚染でボラのイメージが劣化した!

歴史を紐解くと、江戸時代にはボラは出世魚として美味しい魚で通っていたようなのです。

しかし、日本各地で重化学工業などの産業が盛んになり、河川が生活排水や工場の廃液などで汚れるとともにボラも臭くなり汚染されたという経緯があります。

現在でも、外洋に面して近隣に工場などがない水質の良い場所に生息するボラは臭くはありません。

人口が多い東京湾や大阪湾に注ぎこむ河川に棲むボラは、残念ながら良い印象は持たれていません。

ヘドロのような砂泥地の泥を吸い込んでは中にいる餌を捕食する姿を見ると、とてもじゃないけど食べる気がしません。

本来的には臭いがない魚ですが、生息する場所により大きな差が出てしまいます。

釣り場でのボラの締め方と帰宅後のボラの捌き方

ボラは釣り場での締め方とその後の処理の仕方によって旨さが全然違ってきます。

釣れたボラはその場で締めて、水氷が入ったクーラーにビニールに入れて1匹ずつ入れておくと良いです。

ボラの締め方はこちらの動画が参考になります。

この締め方なら、軍手があればどなたでもできます。

また、帰宅後の基本的な三枚おろしまでの捌き方はこちらの動画が参考になります。

基本的には他の魚と同じです。

ボラの美味しい料理法

綺麗な海で釣れたボラは刺身や洗いで食べるのが一般的ですが、それ以外にはどのような食べ方があるのかすらも知らない方が多いのです。

ちなみにボラはどのような料理が人気があるのかご存じでしょうか?

次の料理法が人気があるボラ料理です。

・ボラの空揚げ
・ボラのムニエル
・ボラのカルパッチョ
・ボラのなめろう
・ボラの煮つけ
・ボラの柚子味噌漬け
・ボラの白子のアヒージョ
・ボラの白子のポン酢和え
・ボラの握り寿司

これらのほとんどを食べたことがない釣り人が圧倒的に多いと思います。

料理はその気になれば、たいていの魚は美味しいものです。

先入観を捨ててこちらの動画をご覧になってみてください。(少し時間が長いですけど・・・)

今まで釣っても捨てていたボラを食べてみたくなりませんでしたか?

ボラの釣り方

ボラの釣り方は案外いろいろな釣り方がありますが、初心者向きの釣り方を3つご紹介します。

サビキ釣り

サビキ釣りは初心者でもご存じな方が多いはずです。

海釣りスタートガイド

小鰺や小鯖やイワシなどをサビキ釣りで狙っているときに、ハリに掛かってもなかなか釣り上げられないのがボラです。

特に50センチを超えるようなボラは、引きも強いため、仕掛けのハリスや幹糸も太くないと釣れませんし、リールはともかく竿は磯竿の2~3号、投げ竿の20号負荷ぐらいの長めのものが使いやすいです。

ロッドはこちらのズーム式の2号の磯竿がおすすめです。

ロッドはやはり有名ブランドの竿が好き!と云う方はこちらのダイワのリバティクラブがおすすめです。

ウキ釣り

クロダイのウキフカセ釣りをしているときに良く釣れるのもボラです。

仕掛けはこのようなものです。

ボラの仕掛け

竿は2号の磯竿を使方が安心です。

エサの沖アミはなるべく小さくした方が良く釣れます。

引きが強く、下手をすると竿を折られたり、糸を切られたりするスリリングさもボラ釣りの魅力です。

吸い込み釣り

ボラの仕掛け

コイ釣りの時に良く行う吸い込みバリを使った釣り方です。

ダンゴにする練り餌はこちらが良い。

まだまだ引っ掛けバリなどで引っ掛ける釣りもありますが、この釣り方は別名ギャング釣りとも呼ばれ、無関係な魚を傷める釣り方なので、紹介するのは割愛させていただきます。

まとめ

ボラはもう少し見直されても良い魚だと思います。

釣っても引きの強さを楽しめますし、釣れる場所にもよりますが、きちんとした締め方をしたボラは想像もつかないぐらい美味しい魚でもあるのです。

嫌われ者のボラですが、あえてきれいな場所で釣ったものを食べてみませんか?

きっとあなたのこれまでのボラに対する既成概念が変わるはずです。

最後まで読んでくださりありがとうございます。

ボラ釣りにはマストアイテムな売れ筋のタモも参考にしてください。

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